本研究を実施するに当たって、九州大学を始めとする研究参加施設の倫理審査委員会において、研究計画の科学的、倫理的妥当性について審議を経て承認を受けます。
研究対象の方には当研究のクリニカルリサーチコーディネーター(CRC)より研究内容に関する説明を受けていただき、文書による同意を頂いた方のみを対象に研究を実施いたします。研究参加は自由意志です。また、同意の撤回は研究期間中のどの時点でも可能です。
①診療録ベースの臨床情報調査
②生活習慣や生活環境に関するアンケート調査
患者さんにご自身でご記入いただき、後日、返信用封筒で事務局へご返送いただきます。
③血液、尿保存(遺伝子解析用試料含む)
同意をいただいた、次回の再来時に通常診療の検査に加えて、研究用の血液および尿試料をご提供いただきます。研究採血に関わる費用負担は研究費で賄いますので、通常診療に加えて、余分な費用負担が発生することはありません。
(生活習慣アンケートサンプル)
アンケート調査、血液、尿、臨床情報にもとづき生活習慣とCKDの関わりを明らかにする研究を行います。解析方法や結果の解釈に誤りがないか、統計解析の専門家も含めた研究チームによる厳正な審議を経て承認を受けた後に、解析結果の公表が許可されます。
診療録ベースの臨床情報収集を年に1回程度行います。転出、透析導入や心血管病、他の生活習慣病など疾病の発症状況について、医療機関を通じて追跡調査いたします。医療機関での調査が困難な場合は、電話や郵便を用いてご本人に対する健康状態の確認もお願いすることがあります。
研究成果については、国内外の学会や専門誌において結果を公表いたします。特に専門誌に投稿し、研究結果の妥当性について科学的な審査を得て受諾された論文については、ホームページや院内掲示物などにより、皆様へ還元させていただきます。
研究参加者のうち、ご了承を頂いた方のみを対象に登録5年後の反復調査(生活習慣アンケートと血液、尿試料のご提供)をお願いします。
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