研究2019.04.25
相原成志先生(H22)の論文がJ Vasc Access誌に掲載されました!
相原成志先生(H22)の論文がJ Vasc Access誌に掲載されました!
AVG造設直後に閉塞を繰り返し、最終的に左鎖骨下動脈狭窄の診断となり、ステント留置後に開存を得た症例を経験しました。動脈、静脈吻合部の近傍や中枢の静脈にも狭窄を認めず、動脈中枢側の病変を疑い造影CT、MRAを撮像し診断できました。シャント上肢側であり血圧が測定されなかったことから、血圧の左右差をdetectできず、診断が遅れました。AVG閉塞の原因は流出路の狭窄が主ですが、動脈中枢側の狭窄も鑑別に挙げる必要があることを認識させられました。
AVG造設直後に閉塞を繰り返し、最終的に左鎖骨下動脈狭窄の診断となり、ステント留置後に開存を得た症例を経験しました。動脈、静脈吻合部の近傍や中枢の静脈にも狭窄を認めず、動脈中枢側の病変を疑い造影CT、MRAを撮像し診断できました。シャント上肢側であり血圧が測定されなかったことから、血圧の左右差をdetectできず、診断が遅れました。AVG閉塞の原因は流出路の狭窄が主ですが、動脈中枢側の狭窄も鑑別に挙げる必要があることを認識させられました。