研究内容

基礎研究

間質性腎障害におけるリンパ管新生因子VEGF-Cの役割

背景

近年,血管内皮細胞増殖因子であるVEGF (vascular endothelial growth factor) は,
その血管新生作用により,実験腎炎での蛋白尿,腎障害を改善すると報告されています.
一方で,糖尿病性腎症,IgA腎症,間質性腎炎の患者の間質には,
間質障害に伴いリンパ管新生が起こるとされています.

しかし,リンパ管が腎症の進行にどのように影響するかについては明確にされておりません.

我々は,間質性腎障害におけるリンパ管新生因子VEGF-Cの役割について
実験尿細管間質障害モデルで検討し,ヒト間質性腎障害の改善を目指して研究しています.

九州大学大学院医学研究院 病態機能内科学 腎臓研究室

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