腎臓研究室について

研究室の歩み

腎臓研究室は、昭和47年に米国で腎臓病学の専門医を得て帰学した藤見惺先生が中心となって設立した研究室です。当時、尾前照雄教授のもと、教室には腎臓病研究の機運が高まり、経皮的腎生検が開始されました。藤見先生が米国製の生検針(Silverman 針)を持ち帰って、より安全な経皮的腎生検が可能となり、施行件数は急増しました。

当時、教室は脳血管障害の疫学的研究(久山町研究)が中心的研究として精力的に進められていましたが、循環器研究部門内の専門分野が多岐にわたり、昭和51年4月、循環器研究室は、高血圧研究室、脳循環研究室および腎臓研究室に分けられました。

腎臓研究室の人員は年々増加し、関連施設も拡充しました(下図「関連年表参照」)。今後も腎臓研究室は、代々受け継がれてきた臨床への姿勢、すなわち、検尿異常から透析、腎移植まで幅広く患者さんを診療することを継続していきます。

関連年表

医局員の人数

2020年度:約194名

九州大学大学院医学研究院 病態機能内科学 腎臓研究室

〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 交通アクセス

TEL:092-642-5256 FAX:092-642-5271
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