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研究2017.04.25

【Qコホート研究】 山田俊輔先生の原著論文が Am J Kidney Dis 誌に掲載されました!

山田俊輔先生(H15)の原著論文が Am J Kidney Dis 誌に掲載されました!

Qコホート研究で,筋肉量と骨折の関係について検討した論文です.

透析患者は骨折やサルコペニアを発症するリスクが高いので,クレアチニンインデックス(筋肉量の指標)と骨折の関係について検討しました.3,030例を対象に3.9年間観察し,140例に骨折が認められました.クレアチニンインデックスの男女別四分位で4群に分け骨折のリスクを検討したところ,最大四分位群を基準(1.00)としたときの最小四分位群の骨折リスク(HR, 95% CI)は男女ともに有意に高く(男性: 7.81, 2.63–23.26,女性: 4.44, 1.50–13.11),クレアチニンインデックスが小さくなるにつれて骨折リスクの有意な上昇が認められました(男性:傾向性P <0.001,女性:傾向性P = 0.007).





 

九州大学大学院医学研究院 病態機能内科学 腎臓研究室

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