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研究2022.05.23

山田 俊輔 先生 (H15年)の短報がClinical and Experimental Nephrology に掲載されました

本報告は、福岡腎臓内科クリニックの維持血液透析患者さん145名を対象にした後ろ向きの観察研究で、筋肉量の簡易指標として近年急速に普及されつつあるCr indexと、日本透析医学会が筋肉量の指標として長年その使用を提唱してきた%CGR(creatinine generation rate)の予後予測能を比較した研究です。Cr indexの予後予測能の方が%CGRのそれを少し上回りますが、%CGRが自動計算式も広く普及して維持透析施設で広く使用されていることを考えると、%CGRは今後も日本の透析施設で筋肉量の簡易指標として十分にその役割を果たせるだろうことを報告しています。

九州大学大学院医学研究院 病態機能内科学 腎臓研究室

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