研究2022.05.23
植木 研次 先生 (H21年)の症例報告がCEN Case Reportsに掲載されました
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「腹膜透析導入期に出口部からの透析液リークに伴う腹膜炎を発症した症例に対して、抗菌薬の経腹腔内 と経静脈内併用投与で治療した一例です。腹膜炎に対しては抗菌薬の腹腔内投与が推奨されていますが、 本症例は皮下トンネルのリーク感染も伴っており、抗菌薬の血中濃度を有効域まで上昇させるために 経静脈内投与を併用して治療しました。透析液リークに伴う腹膜炎に対する治療法は確立されておらず、 貴重な一例であったと考えます。」
A case of peritoneal dialysis-related peritonitis caused by dialysate leakage with successful treatment by intravenous and intraperitoneal antibiotic therapy.
CEN Case Rep. 2022;11:161-165.