News & Topics

研究2022.05.23

植木 研次 先生 (H21年)の症例報告がCEN Case Reportsに掲載されました

  • 「腹膜透析導入期に出口部からの透析液リークに伴う腹膜炎を発症した症例に対して、抗菌薬の経腹腔内
    と経静脈内併用投与で治療した一例です。腹膜炎に対しては抗菌薬の腹腔内投与が推奨されていますが、
    本症例は皮下トンネルのリーク感染も伴っており、抗菌薬の血中濃度を有効域まで上昇させるために
    経静脈内投与を併用して治療しました。透析液リークに伴う腹膜炎に対する治療法は確立されておらず、
    貴重な一例であったと考えます。」


    Ueki K, Tsuchimoto A, Torisu K, Fujisaki K, Tachibana S, Tomita K, Nakano T, Tsuruya K, Kitazono T.

    A case of peritoneal dialysis-related peritonitis caused by dialysate leakage with successful treatment by intravenous and intraperitoneal antibiotic therapy.

    CEN Case Rep. 2022;11:161-165.

九州大学大学院医学研究院 病態機能内科学 腎臓研究室

〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 交通アクセス

TEL:092-642-5256 FAX:092-642-5271
  • 九州大学
  • 九州大学病院
  • 大学院医学研究院、大学院医学研究府、医学部