相原 成志先生(H22)の基礎研究の原著論文がClinical and Experimental Nephrology誌に掲載されました！

我々は以前、腹膜透析における重篤な合併症、被嚢性腹膜硬化症の病態である腹膜の未熟な血管新生と腹膜透過性の関連を報告しました。今回、我々は血管内皮細胞と血管平滑筋細胞を用いて、腹膜透析液中のグルコース分解物であるMethylglyoxal及び3-Deoxyflucosone、5-Hydroxymethylfurfural等が血管新生に関わる因子(VEGF-A, PDGF-BB, PDGF-Rβ)の不均衡を惹起して、未熟な血管新生に関与しうることを報告しました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36070106/