臨床大学院の田中茂先生（H14）の論文が
Clinical Journal of the American Socirty of Nephrology（CJASN）誌に採択されました．

九州大学で診断したIgA腎症698例の追跡調査をもとに
末期腎不全を予測するリスクスコアを作成し，
福岡赤十字病院の702例を用いてスコアの妥当性を検証した質の高い臨床研究でした．



腎生検診断を自ら行い，治療と追跡まで我々自身で行ってきた研究室の伝統と，
久山町研究で培ってきた二内科の臨床疫学がここで融合したわけです．
二宮先生の熱い御指導にこの場を借りて感謝申し上げます．

このIgA腎症の巨大なコホートを用いて，次の研究に進んでいるようです．
更なる活躍を期待していますよ！