研究2024.03.15
中野敏昭先生 (H10)の原著論文がJournal of Atherosclerosis and Thrombosis誌に掲載されました!
中野敏昭先生 (H10)の原著論文がJournal of Atherosclerosis and Thrombosis誌に掲載されました。
久山町剖検症例を用いて、冠動脈の石灰化と内膜内出血のリスクについて検討しました。
冠動脈の内膜内出血は、急性冠症候群の危険因子であることが報告されております。今回の研究で、冠動脈内膜に石灰化があると、内膜内出血のリスクが上昇しました。しかし、ある程度以上の大きさの石灰化は、内膜内出血のリスクが低下しました。石灰化のサイズが中等度(1.98mm2)であることが冠動脈内膜の不安定化に影響が強いことが示唆されました。
久山町剖検症例を用いて、冠動脈の石灰化と内膜内出血のリスクについて検討しました。
冠動脈の内膜内出血は、急性冠症候群の危険因子であることが報告されております。今回の研究で、冠動脈内膜に石灰化があると、内膜内出血のリスクが上昇しました。しかし、ある程度以上の大きさの石灰化は、内膜内出血のリスクが低下しました。石灰化のサイズが中等度(1.98mm2)であることが冠動脈内膜の不安定化に影響が強いことが示唆されました。